客舎かくしゃ)” の例文
僕は一昨年旅行の際、途中客舎かくしゃの読物にするため同書を携帯して歩いたが、一頁読むごとに大正の政治家ならびに青年に一読を勧めたいとまで思った。
デモクラシーの要素 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
永楽帝既に崩じ、建文帝なおり、帝と史彬しひん客舎かくしゃあいい、老実貞良の忠臣の口より、簒国奪位さんこくだつい叔父しゅくふの死を聞く。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)