“宝窟”の読み方と例文
読み方割合
ほうくつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お君さんにとって田中君は、宝窟ほうくつの扉を開くべき秘密の呪文じゅもんを心得ているアリ・ババとさらに違いはない。その呪文が唱えられた時、いかなる未知の歓楽境がお君さんの前に出現するか。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)