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安宅丸
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あたけまる
ふりがな文庫
“
安宅丸
(
あたけまる
)” の例文
御船蔵につないでおいた
安宅丸
(
あたけまる
)
が、鎖を切ってひとりで三崎まで流れていったためしもあるんだから、ちょっと細工さえすりゃア
雑作
(
ぞうさ
)
なくやれそうだ。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
蘇鉄
(
そてつ
)
が妙国寺へ行こうといい、
安宅丸
(
あたけまる
)
が伊豆へ行こうといった昔話を、今さら引合いに出すわけにもゆくまい。
兜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「さすがに裕福な阿波の
楼船
(
ろうせん
)
だけあって、将軍家の
安宅丸
(
あたけまる
)
にも劣らぬものだ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“安宅丸”の解説
安宅丸(あたけまる)は、江戸時代初期に江戸幕府第三代将軍の徳川家光が向井将監に命じて新造した、軍船形式の御座船である。別名は天下丸。
(出典:Wikipedia)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
宅
常用漢字
小6
部首:⼧
6画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“安宅”で始まる語句
安宅
安宅町
安宅蔵
安宅鮓
安宅河岸
安宅真一