守喜もりき)” の例文
其処は「守喜もりき」という鰻屋うなぎやの離れ座敷に建てたところで、狭くても気に入った住居であったらしかった。家賃三円にて高しといったのでも、質素な暮しむきが見える。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)