“孫翊”の読み方と例文
読み方割合
そんよく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、孫翊そんよくは、若年ながら大剛の傑物である。つねに剣を佩いて、眼気がんきすきも見えないため、むなしく機を過していた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……けれど、長男の孫策も若死してしまい、三男の孫翊そんよくも先頃横死してしもうた。……残っているのは、そなたと、末の妹のふたりだけじゃ、……権よ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夫人。あなたの良人孫翊そんよくは、こよい部下の辺洪へんこうのため、会館の門外で斬り殺された。——が下手人辺洪は、即座にひッ捕えて、市へひきだし首を打ち落して、かたき
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)