学道まなびのみち)” の例文
就中なかんづく、老母は我が元来の虚弱にて学道まなびのみちに底なきうみを渡るを危ぶみて、涙を浮べて我が健全を祈るなど、都に多き知己にも増して我が上を思ふの真情、ありがたしともふとしとも言はん方なし。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)