学事掛がくじがか)” の例文
半蔵の妻お民も、今は庄屋の家内でなくて、学事掛がくじがかりを兼ねた戸長の家内であるが、その祝日の休業を機会に、兄寿平次の家族をたずねようとして馬籠の家を出た。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)