孤禽こきん)” の例文
「おさびしいか。おお、秘園の孤禽こきんは、さびしさびしと啼くか。——時に夫人、予の遠征軍が、この城をも焼かず、張繍の降参をも聞き届けたのは、いかなる心か知っておられるか」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)