“媚羞”の読み方と例文
読み方割合
びしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い間の友達にでも云うような、男を男とも思っていないような夫人の声は、媚羞びしゅう狎々なれなれしさに充ちていた。しかも、その声は、何と云う美しい響と魅力とを持っていただろう。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)