“威人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウェルシュ50.0%
ウエルシュ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帰国の船中蘭貢ラングーンで投身したと云われる威人ウェルシュの建築技師が、この不思議な事件にも何か関係かかわりを持っているのではないのだろうか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
威人ウェルシュの建築技師クロード・ディグスビイ自作ものなのです。とにかく、あんなものをお気になさるようじゃ、もう一人死霊おばけがふえた訳ですわね。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
なにより、ディグスビイは威人ウエルシュなんだぜ。未だに、悪魔教バルダスの遺風が残っていて、ミュイヤダッハ十字架クロッス風の異教趣味に陶酔する者があると云われる——あのウエイルズ生れなんだ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)