姿振なりふり)” の例文
子供のころから姿振なりふりに無頓著すぎるたちであったとはいえ、近ごろはあまり見いい風をしていないのが、姉妹たちの手前恥ずかしかった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「嬶は髪が白くなつたぞ。姿振なりふりなんか介意つちやをられんぢやないか。」
倒れた花瓶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)