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好色
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すき
ふりがな文庫
“
好色
(
すき
)” の例文
帰って来てから、道綱が私にその事を話して聞かせたが、私は「まあ、いくらお
好色
(
すき
)
な方だって、こんな撫子を御覧になったら——」
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
こぼるゝ幾筋の雪はづかしき頬にかゝれるほど、
好色
(
すき
)
たる人に評させんは惜しゝ、何とやら觀音さまの面かげに似て、それよりは淋しく、それよりは美くし
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
近ごろは、いわぬに
如
(
し
)
かずときめていた。かの女がちょうど今の瑠璃子ぐらいな年ごろに、上皇のお
好色
(
すき
)
を知って、
祇園女御
(
ぎおんのにょご
)
を取りもったのは、自分である。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
好色
(
すき
)
からとばかりなら、みょうだいを買った気で、一晩ぐらい我慢もしようが、俺のは宗旨だ、宗旨だよ。宗門がえをしろと言って誰が
肯
(
き
)
くやつがあるものか。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“好色”で始まる語句
好色漢
好色者
好色人
好色事
好色心
好色本
好色男
好色好色
好色破邪顕正