奴頭やっこがしら)” の例文
奴頭やっこがしらが安寿、厨子王を連れて前へ出た。そして二人の子供に辞儀をせいと言った。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
港に出張っていた大夫の奴頭やっこがしらは、安寿、厨子王をすぐに七貫文に買った。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)