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女将
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かみさん
ふりがな文庫
“
女将
(
かみさん
)” の例文
旧字:
女將
女将
(
かみさん
)
は返事をする準備として、とりあえず取って付けたように
魘
(
おび
)
えた顔をした。この辺には珍らしく眉を剃って
鉄漿
(
おはぐろ
)
をつけているからトテモ珍妙だ。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
或る
料理屋
(
おちゃや
)
の
女将
(
かみさん
)
が、小間物屋がばらふの櫛を売りに来た時、丁度半纏を着て居た。それで左手を
支
(
つ
)
いて、くの字なりになって、
右手
(
めて
)
を斜に高く挙げて、ばらふの櫛を取って、透かして見た。
白い下地
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
櫛巻
(
くしま
)
きの肥っちょう
面
(
づら
)
を見ると思い出した。この
女将
(
かみさん
)
は吾輩に度々特種を提供している。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
弱ったな……と悲観しているところへ下宿の
女将
(
かみさん
)
が、梯子段の下から顔を出した。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“女将”の意味
《名詞》
旅館・料理屋などの女主人。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
将
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
“女将”で始まる語句
女将軍