“奇智(きち)” の例文
仕事をなまけ、いささかの奇智(きち)を弄(ろう)して悪銭を得ては、若年の者どもに酒をふるまい、兄貴は気前がよいと言われて、そうでもないが、と答えてまんざらでもないような大馬鹿(ばか)者のひとりであった。
新釈諸国噺 (新字新仮名) / 太宰治(著)