天竺織てんじくおり)” の例文
次室と広間との境には、すそ長やかなとばりが一方へしぼられてあり、それは天竺織てんじくおりというか、欧羅巴ヨーロッパのゴブラン織というものか、秀吉すら初めて見るものだった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)