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大迂回
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だいうかい
ふりがな文庫
“
大迂回
(
だいうかい
)” の例文
後軍の
陸遜
(
りくそん
)
は
表
(
ひょう
)
を孫権にささげて、敵のうしろへ
大迂回
(
だいうかい
)
を計ったもののようでしたが、この計もまた、事前に魏へ洩れたため、機謀ことごとく敵に裏を掻かれ
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうだ、それに違いない。するとわが
輩
(
はい
)
も
大迂回
(
だいうかい
)
をやっていたわけだ。ちえッ、いまいましい」
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その
大迂回
(
だいうかい
)
の為めに、乗替えの度に時間をとり、
甲府
(
こうふ
)
へついた頃にはもう日が暮れかけていた。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それ故塚田村でもその村道を選べばこんな河原づたいをするよりは倍も近道であったが、余儀なくかなたの鎮守の森を左手に
畦道
(
あぜみち
)
を伝って
大迂回
(
だいうかい
)
をしながら凡そ一里に近い弧を描いた。
ゼーロン
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“大迂”で始まる語句
大迂廻