“だいうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大迂回80.0%
大迂廻20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その大迂回だいうかいの為めに、乗替えの度に時間をとり、甲府こうふへついた頃にはもう日が暮れかけていた。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それ故塚田村でもその村道を選べばこんな河原づたいをするよりは倍も近道であったが、余儀なくかなたの鎮守の森を左手に畦道あぜみちを伝って大迂回だいうかいをしながら凡そ一里に近い弧を描いた。
ゼーロン (新字新仮名) / 牧野信一(著)
女が如何いかに方角を悟らせまいとして、大迂廻だいうかいをやっていたかが察せられる。薬研堀やげんぼり、久松町、浜町と来て蠣浜橋かきはまばしを渡った処で、急にその先が判らなくなった。
秘密 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)