“大物主”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおものぬし25.0%
オオモノヌシ25.0%
おほものぬし25.0%
オホモノヌシ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後に残った大物主おおものぬしが、いかに憮然とし呆然としたかは、説明するには及ぶまい。彼は白痴ばかのように立っていた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
唯之を数字として解釈せし結果、大物主オオモノヌシ神の神婚神話の末節の構成の契機となりしのみ。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
ここに天皇愁歎うれへたまひて、神牀かむとこにましましける夜に、大物主おほものぬし大神おほかみ、御夢に顯はれてのりたまひしく
又、大物主オホモノヌシを以て酒ほかひの神と見たことも、少彦名・大物主の性格の共通點から見れば、等しく常世のまれびとの來臨を考へて居たのである。