大火おおび)” の例文
迎え火と送り火の他に、盆のうち大火おおびきまたは火を投げる風習があるか。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
貧乏で何一つ食べさせる物もないが、せめて大火おおびいてあたらせると、七人はござを頭からかぶってのはたで睡ってしまい、夜が明けて元日の朝日がさし込むのにまだ起きようともしなかった。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)