“大寒小寒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほさむこさむ50.0%
おおさむこさむ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大寒小寒おほさむこさむうたは、さういふさむい晩など、おばあさんが口癖のやうに、三郎にうたつてきかせるうたでありました。
大寒小寒 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
けれど毎年冬になると、大寒小寒おほさむこさむうたをおもひ出し、おばあさんを思ひ出しするのでありました。
大寒小寒 (新字旧仮名) / 土田耕平(著)
「かなわない、何しろ大寒小寒おおさむこさむの時は、山から小僧が飛んで来ることになっているのが、反対に里から小僧が飛んで来たのだから、まさに天変地異だね」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)