トップ
>
大団扇
>
おおうちわ
ふりがな文庫
“
大団扇
(
おおうちわ
)” の例文
旧字:
大團扇
と、耳ぶくろへ入れては、ひとりの
童
(
わっぱ
)
に、
大団扇
(
おおうちわ
)
で汗をあおがせながら、筆を執っていたという。まことに、おかしな風格をもっていた人物であった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薬の看板を掛け、防火用の黒い異様な
大団扇
(
おおうちわ
)
を
具
(
そな
)
え付けてある表門のところには、時ならぬ紅白の花が掛かった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
大団扇
(
おおうちわ
)
のように空中に立ちはだかッて——どうも虫が好かぬ。
あいびき
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
童部
(
わらんべ
)
たちもその
大団扇
(
おおうちわ
)
を忘れずに後からかついで参れ。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“大団”で始まる語句
大団円
大団圓
大団堆
大団子
大団欒