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大喜利
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おおぎり
ふりがな文庫
“
大喜利
(
おおぎり
)” の例文
呪えども、憎めども、彼女が、不思議な恋の
蠱
(
ま
)
じの環を、どうしても抜けることが出来ぬうちに、
大喜利
(
おおぎり
)
も幕になった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
石黒の細君がヴェロナールを飲んで自殺するという
大喜利
(
おおぎり
)
が出、それを毎夕新聞が安部の名と並べて書きたてたので、だいぶうるさいことになった。
予言
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「ウィッツナアゲル君のいわれる通りだ。呼び物でかつ
大喜利
(
おおぎり
)
になるようなものがあれば、まことに願ったりですよ。考えてみようじゃありませんか。」
ルイスヒェン
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
新俳優
伊井蓉峰
(
いいようほう
)
小島文衛
(
こじまふみえ
)
の一座
市村座
(
いちむらざ
)
にて
近松
(
ちかまつ
)
が『
寿門松
(
ねびきのかどまつ
)
』を一番目に鴎外先生の詩劇『
両浦島
(
ふたりうらしま
)
』を
中幕
(
なかまく
)
に紅葉山人が『
夏小袖
(
なつこそで
)
』を
大喜利
(
おおぎり
)
に据ゑたる事あり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
八文字屋自笑
(
はちもんじやじしょう
)
という男で、姫路宿屋の段とか、
神変杉狒々退治
(
しんぺんすぎひひたいじ
)
の段とかいうように、仮名手本式に十三段にわけて、
大喜利
(
おおぎり
)
を巌流島敵討の段でむすんであるが、文化七年にまた
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
大喜利
(
おおぎり
)
がにぎやかに幕が引かれると、雪之丞は、潮汲みの、
仇
(
あだ
)
ッぽい扮装のままで、師匠の部屋に行った。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
七日目の
大喜利
(
おおぎり
)
の前に、鏡台に向っていると、楽屋にぬっとすがたを現した男——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
“大喜利”の解説
大喜利(おおぎり、おおきり)は、演芸の一形式。寄席の余興として考案され、のちに放送メディアを通じて独自に発展し、バラエティ番組・インターネット上の企画や、多数の観客を招いての大きなイベントとしても行われる。
(出典:Wikipedia)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
喜
常用漢字
小5
部首:⼝
12画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“大喜”で始まる語句
大喜
大喜庵
大喜悦