多峰たみね)” の例文
徴が箕裘ききうを継ぐに当つて、孫は出でて多峰たみね氏を冒した。時に年二十二で、脚疽は既に癒えてゐた。是は熱海の澡浴が奇功を奏したのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)