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夙慧
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しゅくけい
ふりがな文庫
“
夙慧
(
しゅくけい
)” の例文
成善の生れた時、岡西玄庵が
胞衣
(
えな
)
を乞いに来た。玄庵は父玄亭に似て
夙慧
(
しゅくけい
)
であったが、嘉永三、四年の頃
癲癇
(
てんかん
)
を病んで、低能の人と化していた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
最初に出来た長子が
夭折
(
ようせつ
)
し、次に生れた長女はひ弱くて心細かったのでしょう、その頃
石見国美濃郡
(
いわみのくにみのごおり
)
に高橋
魯庵
(
ろあん
)
という人があって、その子の順吉というのが
夙慧
(
しゅくけい
)
として聞えていましたので
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
夙
漢検準1級
部首:⼣
6画
慧
漢検準1級
部首:⼼
15画
“夙”で始まる語句
夙
夙川
夙夜
夙縁
夙昔
夙人
夙志
夙起
夙懟
夙分