“夕雲流”の読み方と例文
読み方割合
せきうんりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左手さしゅといえど弦之丞の夕雲流せきうんりゅうには少しの不自由さも見えなかった。またたくまに数人の手負ておいが、大地に仆れ、禅定寺の石垣の根へ這った。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戸ヶ崎夕雲せきうん夕雲流せきうんりゅうなる剣法が、神陰しんかげとひとしく、そもそも白虎びゃっこ和尚の禅機から発足していて、剣気と禅妙の味通、生死同風の悟徹の底から生まれているだけに
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見やがれ! 対手あいて夕雲流せきうんりゅうの使い手だ、てめえがまごまごしている間に、この辺にはまだミッシリと人数が伏せてあると気取ったから、素早く影を隠してしまった
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)