“売子(うりこ)” の例文
この国の煙草(たばこ)の香(か)も病(やまひ)せぬ日にてありなば慕(ゆか)しくもあらまし、日本人の売子(うりこ)のそを勧め候(さふらふ)にも今はうるさくのみ思ひ申し候(さふらふ)。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
折からの夕日に、林檎畑は花の様な色彩を見せた。あまり美しいので、売子(うりこ)が持て来た網嚢入(あみぶくろいり)のを二嚢買った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
そして何かしらがーんとぶつかるもの……抵抗、そう抵抗です、それを求めて、酒をのんだり……芸者をくどいたり、デパートの売子(うりこ)を誘惑したり、そんなことをする男があったら、どう思います。