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報条
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ひきふだ
ふりがな文庫
“
報条
(
ひきふだ
)” の例文
前記の
報条
(
ひきふだ
)
は多分喜兵衛自作の案文であろう。余り名文ではないが、喜兵衛は商人としては文雅の
嗜
(
たしな
)
みがあったので、六樹園の門に入って
岡鹿楼笑名
(
おかしかろうわらいな
)
と号した。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
河竹繁俊さんの『
黙阿弥襍記
(
もくあみざっき
)
』の附録に、黙阿弥の書いた
報条
(
ひきふだ
)
の文章が五十種ばかりあつめてある。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
淡島屋の軽焼の袋の裏には次の
報条
(
ひきふだ
)
が摺込んであった。余り名文ではないが、淡島軽焼の売れた
所以
(
ゆえん
)
がほぼ解るから、当時の広告文の見本かたがた全文を掲げる。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
黙阿弥が店びらきの
報条
(
ひきふだ
)
を書いた“ねじやか堂の裏長家、手狭な宅へ蒲焼と、世間並の行燈かけた”小料理屋も、つまりは、その十六軒のなかに入っていたのだろうが、果してそれが、その境内が
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
報
常用漢字
小5
部首:⼟
12画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“報”で始まる語句
報
報知
報酬
報告
報恩
報償
報復
報身
報道
報告書