“土舟”の読み方と例文
読み方割合
つちぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「子供の話にある、カチカチ山の狸の土舟つちぶねというわけですね。その矢口渡に似たような事件があるんですが……。恐らく太平記か芝居から思い付いたんじゃないでしょうか」
あらい格子の中は広い土間になっていて、そこには漆喰しっくいの俵や土舟つちぶねなどが横たわっていた。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)