トップ
>
四至
>
しし
ふりがな文庫
“
四至
(
しし
)” の例文
売買譲与の証文には
四至
(
しし
)
と称して、所在と反別の他に四方の堺にあるものを掲げることになっていたが、これでは平素の用は足りずそのまた隣の地にも何とか名がなければすまなかった。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
けれどもそれだけではやはり分劃等に不便であったとみえて、荘園の堺を示すに用いたのと同じ方法で、
四至
(
しし
)
というものを使っている。たとえば東限溝・北限何太夫作・西限道の類である。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
単に寺の
四至
(
しし
)
を細叙した記文である。それには境木のことをことごとく標木と書いている。これなども多分あの地方の方言で境の樹をヒョウギといったゆえにこの字を使用したものと思う。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“四至”の意味
《名詞》
所領や敷地などの東西南北の境界。
(出典:Wiktionary)
“四至”の解説
四至(しいし/しし)とは、古代・中世における所領・土地の東西南北の境界を指して呼んだ呼称である。転じて境界そのものを指すようになった。
(出典:Wikipedia)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
至
常用漢字
小6
部首:⾄
6画
“四”で始まる語句
四辺
四方
四
四邊
四方山
四肢
四阿
四谷
四人
四角