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嘲笑
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せせらわら
ふりがな文庫
“
嘲笑
(
せせらわら
)” の例文
と肩を
揺
(
ゆす
)
りて
嘲笑
(
せせらわら
)
える、
渠
(
かれ
)
は少しく背
屈
(
かが
)
みながら、
紅
(
くれない
)
の
襯衣
(
しゃつ
)
の袖二ツ、むらさきの帯に突挿しつつ、腰を振りてのさりと去りぬ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そして、ディグスビイはまず、この館に難問を提出し、そうしてから、その
錯綜
(
ジグザグ
)
の結び目の中で、
嘲笑
(
せせらわら
)
っているのだ
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
蔭で
嘲笑
(
せせらわら
)
って居た人は私の不成功をひそかに期して居った人かも知れないけれども、それらの人も私に縁あればこそ悪口を言ってくれたのでかえってその悪口が善い因になったかも知れない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
それでも、ヤンは
嘲笑
(
せせらわら
)
って、なアにお父さんを説き伏せて晩にきますよと、
洒々
(
しゃあしゃあ
)
と自信ありげに帰っていったのである。そうして、研究所に一つの危機がくることになった。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
嘲
常用漢字
中学
部首:⼝
15画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“嘲笑”で始まる語句
嘲笑的
嘲笑癖
嘲笑者