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嘔氣
ふりがな文庫
“嘔氣”のいろいろな読み方と例文
新字:
嘔気
読み方
割合
はきけ
88.9%
ハキケ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はきけ
(逆引き)
私は、鮮かな一筋の血を見ると、忽ち胸が
嘔氣
(
はきけ
)
を催す樣にムッとして、目が眩んだのだから、阿母さんの顏の見えたも不思議な位。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
その上、これは大事なことですが、近頃では、此私も何んとなく身體がダルく時々
嘔氣
(
はきけ
)
がしたり、
目暈
(
めま
)
ひがしたり、どうも尋常ではございません。
銭形平次捕物控:168 詭計の豆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嘔氣(はきけ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ハキケ
(逆引き)
思ひ出すことゝ、
嘔氣
(
ハキケ
)
とが、一つであつた。思ひ出すことは、口に出して喋るのと、一つであつた。考へをくみ立てるといふことが、自分の心に言つて聞せることのやうに、氣が咎めた。
死者の書 続編(草稿)
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
嘔氣(ハキケ)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘔
漢検1級
部首:⼝
14画
氣
部首:⽓
10画
“嘔”で始まる語句
嘔吐
嘔
嘔気
嘔吐気
嘔吐物
嘔出
嘔上
嘔感
嘔逆
嘔吐方
“嘔氣”のふりがなが多い著者
中島敦
石川啄木
夏目漱石
野村胡堂
折口信夫