“嘔感”の読み方と例文
読み方割合
おうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深い悲しいため息が思わず出るのを留めようとしてもかいがなかった。「船に酔ったのだ」と思った時には、もうからだじゅうは不快な嘔感おうかんのためにわなわなと震えていた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)