嘉彰よしあき)” の例文
此日仁和寺宮嘉彰よしあき親王が、金甲馬にまたがり、前駆に錦旗を飜して、陣頭に進まれたので、絶えて久しき錦の御旗を仰いだわけで、官賊の別が判然としたので、薩長の軍は意気軒昂となり
鳥羽伏見の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)