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嗽茶椀
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うがいぢゃわん
ふりがな文庫
“
嗽茶椀
(
うがいぢゃわん
)” の例文
程経
(
ほどへ
)
て聞けばその浦賀で上陸して
飲食
(
のみく
)
いした処は遊女屋だと
云
(
い
)
う。
夫
(
そ
)
れはその当時私は知らなかったが、そうして見ると
彼
(
あ
)
の大きな茶椀は女郎の
嗽茶椀
(
うがいぢゃわん
)
であったろう。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
何
(
いず
)
れも同説で、
夫
(
そ
)
れから
陸
(
おか
)
に
上
(
あがっ
)
て茶屋見たような処に行て、
散々
(
さんざん
)
酒を
飲
(
のん
)
でサア船に帰ると云う時に、誠に
手癖
(
てくせ
)
の悪い話で、その茶屋の廊下の棚の上に
嗽茶椀
(
うがいぢゃわん
)
が一つあった
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
嗽
漢検1級
部首:⼝
14画
茶
常用漢字
小2
部首:⾋
9画
椀
漢検準1級
部首:⽊
12画
“嗽茶”で始まる語句
嗽茶碗