“嗽茶碗”の読み方と例文
読み方割合
うがいぢゃわん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お重は嗽茶碗うがいぢゃわんどころの騒ぎではないらしかった。それよりまだ十倍も厳粛な人生問題を考えているもののごとく澄ましてふくれていた。自分はお重に構わず、手を鳴らして下女から必要な湯を貰った。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)