啓之助けいのすけ)” の例文
四、五間先の砂利置場の蔭、そこから、じっとこっちをみつめたのは、この辺りに下屋敷のある蜂須賀家の森啓之助けいのすけ——例の素迅すばや仲間ちゅうげん宅助たくすけを後ろにつれて。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「オ! その声は、ケ、啓之助けいのすけ様……」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
啓之助けいのすけに任せておけ、森に」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
啓之助けいのすけ、啓之助」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)