“唖娘”の読み方と例文
読み方割合
おしむすめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うんよしよし、解った解った、あんまりあッあッといわねえがいい。人様がお笑いなさるじゃねえか。きりょうは結構可愛いのに、ふふんなアんだ唖娘おしむすめか、こういってお笑いなさるからな」
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
御覧の通り唖娘おしむすめの上に色情狂いろきちがいで、あの裏山の中の土蔵の二階窓から、山行の若い者の姿を見かけますと手招きをしたり、アラレもない身振をして見せたり致しますので、跛の門八じいが外に出る時には
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)