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唐筵
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たうむしろ
ふりがな文庫
“
唐筵
(
たうむしろ
)” の例文
ぽろッ/\と玉の様な涙が
唐筵
(
たうむしろ
)
の上に音をたてて落ちた。私は何の為に叩かれたのか理由が分らなかつた。只おど/\しながらしかし逃ることもせず、更に第二の打擲の来るのを警戒して居た。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
唐筵
(
たうむしろ
)
を敷きつめた八畳の室の真中に寝床を敷いて、その上に伯父は平袖の寝衣を着、骨だらけの痩せた胸をはだけ、大きな
胡座
(
あぐら
)
をかいて、三十位に見える色の白い美しい丸髷の女に肩を揉ませて居た。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
筵
漢検1級
部首:⽵
13画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍