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唐檜
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フィヒテ
ふりがな文庫
“
唐檜
(
フィヒテ
)” の例文
麓は落葉松や
樅
(
タンネ
)
、
唐檜
(
フィヒテ
)
の、空をしのぐ密林となって、その枝ごしに、または梢の上に、ピッツ・アルブリス Piz Albris, 3166m. や、ベルニナの裾に
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
唐檜
(
フィヒテ
)
も交じる樅の林の、下草を分けてうねうねと雲につづく、と、右側に氷河の裾は、いつのまにか眼下になって、ある時は岩の崩れた
薙
(
なぎ
)
を横ぎって、やはり千鳥掛けに、上へ上へと登ってゆく。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
谷の間にもう雪はないが、線の右ひだりに、流れをはさむ緑の牧場や、そのうしろからなそいにつづく、
唐檜
(
フィヒテ
)
や落葉松に、山毛欅や白樺の入り乱れた丘の間から、雨雲の裾にちらちら雪の山が見える。
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
“唐檜”の意味
《名詞》
唐檜(とうひ)
マツ科の常緑針葉樹。建築材料などに使用される。
(出典:Wiktionary)
“唐檜(トウヒ)”の解説
トウヒ(唐檜、学名:Picea jezoensis var. hondoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。
北海道および北東アジアに広く分布する、エゾマツの変種。本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの、海抜1,500-2,500 mにかけての亜高山帯に分布する。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍