“唐人扇子”の読み方と例文
読み方割合
とうじんせんす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏は唐人扇子とうじんせんすをパチつかせ、冬はぼろ隠しの十徳を着て、飄々乎ひょうひょうことしている源内が、仕立ておろしの初袷はつあわせをつけて、いつになくこざっぱりしていたのは、季題はずれのように衆目をひいた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)