品玉しなだま)” の例文
わたしなどの若いころまでは、村に入ってくる遊芸人ゆうげいにんの群れのなかに、品玉しなだまと称して、三つの手毬を高く投げ揚げて、それをたくみに受けて見せる者があった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)