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咯
ふりがな文庫
“咯”の読み方と例文
読み方
割合
は
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
血を
咯
(
は
)
く事よりもこの天井の低い事が一番いやであった。この船には医者は一人居たがコレラの薬の外に薬はないそうだ。
病
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
私は左を下にして横わったまま
咯
(
は
)
きましたが、勢い余った血液は鼻腔の方からも突き出されて来て、顔の下半分はねばねばしたもので塗りつぶされました。
人工心臓
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
A疲れ易いことは易いが、昨日から一度も血を
咯
(
は
)
かず。熱も少い。何でもないように、祈るほかなし。
日記:08 一九二二年(大正十一年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
咯(は)の例文をもっと
(11作品)
見る
咯
部首:⼝
9画
“咯”を含む語句
咯血
咯々
“咯”のふりがなが多い著者
鶴彬
村井弦斎
黒島伝治
幸田露伴
若山牧水
小酒井不木
正岡子規
泉鏡花
吉川英治
宮本百合子