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和訓栞
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わくんのしおり
ふりがな文庫
“
和訓栞
(
わくんのしおり
)” の例文
澪標の語は『延喜式』に
難波津
(
なにわづ
)
の
頭
(
ほとり
)
、海中に澪標を立つとあるのが初めで『万葉』には水咫衝石の字を
宛
(
あ
)
つと『
和訓栞
(
わくんのしおり
)
』に言ってある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『
和訓栞
(
わくんのしおり
)
』に依れば
蓑
(
みの
)
の語源は「
身荷
(
みに
)
の義なるべし」とある。身に担うの意に
基
(
もとづ
)
いたのか。この外に異説の文献は見当らぬ。蓑を「簔」とも書くが正しくない。
蓑のこと
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
例の『
和訓栞
(
わくんのしおり
)
』の増補語林には、「先たつ妻」の義であろうなどと説いている。つまり古人も確かなことは知らず、ただその言の葉の珍しさを興じたのである。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
『
和訓栞
(
わくんのしおり
)
』には藤菜の意味であろうとあるが、少しも根拠はないのだから解説でも何でもない。
野草雑記・野鳥雑記:01 野草雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
悪質の木は意味がいかようにも取られるが、『
和訓栞
(
わくんのしおり
)
』には
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
栞
漢検1級
部首:⽊
10画
“和訓”で始まる語句
和訓