“わくんのしおり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和訓栞60.0%
倭訓栞40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例の『和訓栞わくんのしおり』の増補語林には、「先たつ妻」の義であろうなどと説いている。つまり古人も確かなことは知らず、ただその言の葉の珍しさを興じたのである。
和訓栞わくんのしおり』には藤菜の意味であろうとあるが、少しも根拠はないのだから解説でも何でもない。
倭訓栞わくんのしおり』に援用した『万葉集抄』には、山陰道では石を久利と呼ぶと出ており、しかも一方には何いくりという地名が若狭三方郡気山の海村にも多くあれば、あるいはまた丹波・近江などにもある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
倭訓栞わくんのしおり』に
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち (新字新仮名) / 久生十蘭(著)