呉市ごし)” の例文
許都、襄陽、呉市ごしなどから較べれば、比較にならないほど規模の小さい地方の一城市だが、それでもこの日は、郡中の百姓みな香をたいて辻に出迎え、商戸や邸門はすべて道を掃いていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)