君美くんび)” の例文
蘭軒は夏の初に長崎の劉夢沢りうむたくがために、其母の六十を寿する詩を作つた。「時節南薫好、開筵鶴浦干」云々の五律である。夢沢、名は大基、あざな君美くんび、既出の人物である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)