“吐舌”の読み方と例文
読み方割合
したをはき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「御三男様御作吐舌したをはき申候。被仰候事を被仰下、辞気藹然じきあいぜん感じ申候。私方わたくしかたくわん三も十五になり候。詩少しつくらせ候へ共きこえ不申候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「尚々松崎は作家也。吐舌したをはき申候。私も一面識也。御会合のついで宜奉願上候。山名文よく出来候。これへも宜御致声可被下候。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)