“名蹟”の読み方と例文
読み方割合
めいせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間の歴史の粉飾、と言ったらいいでしょうか。西湖などは、清国政府の庭園です。西湖十景だの三十六名蹟めいせきだの、七十二勝だのと、人間の手垢てあかをベタベタ附けて得意がっています。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)