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名誉
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ほまれ
ふりがな文庫
“
名誉
(
ほまれ
)” の例文
旧字:
名譽
南の奉行は大岡越前守
忠相
(
ただすけ
)
で、享保二年以来、十年以上もここに勤続して名奉行の
名誉
(
ほまれ
)
を頂いている人物であった。
黄八丈の小袖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いずれを見ても
山家
(
やまが
)
育ちで……せめてこのなかから一頭なりともお見出しにあずかりますれば、馬の
名誉
(
ほまれ
)
でござりまする、また拙者共の名誉でござりまする
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
我意は
何
(
なんに
)
も無くなつた唯だ好く成て呉れさへすれば汝も
名誉
(
ほまれ
)
我も悦び、今日は是だけ云ひたいばかり、嗚呼十兵衞其大きな眼を湿ませて聴て呉れたか嬉しいやい
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
かれ
内部
(
うち
)
より打たれて、世捨てびとのごとく、
名誉
(
ほまれ
)
なく死なしめよ
精
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
我意はなんにもなくなったただよくできてくれさえすれば汝も
名誉
(
ほまれ
)
我も悦び、今日はこれだけ云いたいばかり、ああ十兵衛その大きな眼を
湿
(
うる
)
ませて
聴
(
き
)
いてくれたか嬉しいやい
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“名誉”の解説
名誉(めいよ、en: honor、オナー)とは、よい評判を得ることであり、能力や行為について、すぐれた評価を得ていることを指す。今日では、内部的名誉、外部的名誉、名誉感情の3つに分類される。判例によれば、名誉とは、「人の品性、徳行、名声、信用等の人格的価値」とされる。民法で保護される名誉は、外部的名誉である。
(出典:Wikipedia)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
誉
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“名誉”で始まる語句
名誉心
名誉毀損
名誉欲
名誉表
名誉博士
名誉勲章四等帯勲者